代表挨拶

ご挨拶

はじめまして。CREARTH代表の角野浩司です。少し長くなりますが、私の思いをお伝えさせてください。
私の中で常に念頭にあるのは、「自分が誰にどれだけ与えられるか」。
いま自分が相手に対してできる最善策を真っ先に考える習慣、これはもう癖のようなものになっています。仕事だけでなく、実生活においても、そうです。

相手の喜びは、自分の喜び。
こう言うと綺麗事に聞こえてしまうかもしれませんが、見返りを求めない受け身の姿勢を排すると、むしろ逆に自分自身が満たされるような実感があるのです。

私は20年余り建築一筋で、CREARTHを立ち上げて8年になります。
建築業は一人で決してできるものではなく、多くの職人さんに支えらえて、お客様に喜んでいただいて、初めて成り立つ仕事です。

もちろん最初から上手くいくはずはなく、「500円で何でもします」とチラシに書いて手配りし、草むしり、タンスの移動といった、工事とは直接関係ないようなこともたくさんしました。
仕事は少しずつ少しずつ広がり、当時のご依頼が今に繋がっていることが多くあります。
まず今自分にできること。喜んでもらえること。
それを積み重ねてきて現在に至ります。

私は、最高の職人さん方と共に歩みを進めています。
特にCREARTHスタイルの内装デザインにおいては、空間づくりをゼロから委ねてくださるご依頼が増え、冒頭の思いはさらに強くなっています。

お客様からの「すべてお任せします」というお言葉。
これほど作り手冥利に尽きることはありません。
お客様のご期待の先をいくのが大前提。新しい提案を生み続けるためのアンテナと思考は欠かせません。
パワーチーム皆で、与えうる限りを尽くします。

CREARTHスタイルの内装デザインは、既製品を集めて張り合わせ、誰が施工しても想定通りの仕上がり、という性質のものではありません。
人の手、感覚に委ねられている。
ジャズの即興セッションのような、変幻自在の緊張感と楽しさに満ちています。

左官、造形、エイジング塗装どれをとっても、二つとない世界を創り出す現場はライブそのものです。
よって、パワーチームとの、あうんの呼吸がとても大事です。
ひとつひとつカタチや色の違う無垢の木材やレンガは、全体のバランスのなかでどう配置するか、材料を手に取るたび判断の連続です。ただ漫然と並べていては、仕上がりの差が大きく出ます。緻密に計算し、細部にまでおろそかにしません。それは職人にも厳しく言うところです。

現場には、かっこいいものをつくる!という気概が満ちています。
その瞬間に立ち会い、見守る、指揮をとる。
お客様も現場で一緒に楽しんでいらっしゃいます。
職人も、私も、みんなが楽しんでいる。

既製品では作り出せないのが、CREARTHスタイルの空間です。完工後、どんな家具を置けばいいのかわからない、という声も多くいただきます。弊社では、空間をさらに引き立たせる一点物の造作家具も同時に承っています。
このパワーチームが、空間全体のトータルプロデュースまで請け負います。建てて終わり、ではなく、最後の最後まで、その先もずっと。責任をもって「かっこいい日常」づくりのお手伝いをさせていただきます。

既製品では到達できない、人の手や感覚に委ねられた「世界にひとつ」の空間。
そこに住まう、働く、この満足感と喜びは、何ものにも代えがたいものです。

たゆまず続く幸せを、ぜひご一緒に。

お気軽に
お問い合わせ

  • LINE
  • メール